子供が中耳炎で鼓膜切開手術をすることに!気になる痛みと費用は?

 

鼓膜の内部(中耳)に膿が溜まって、とっっっても痛い(らしい)中耳炎。

我が家の3人の男の子たちは特に中耳炎になりやすく、黄色くねばっこい鼻水が出始めると、即です。

子供が風邪を引いたときは鼻水の様子などに気をつけるようにしていますが、注意していても、いつの間にかコッソリ進行していることがありました。

そして、えてして耳鼻科の休診日や夜中に限って高熱を出し、痛みを訴えるんですよね。

子育て中の多くの方が経験するであろう「子育てあるある」です。

今回は、そんな中耳炎、そして鼓膜切開手術の痛みについて、また保護者の切実な関心事として、費用はどれくらいかかるものなのか? これらを併せてお話ししたいと思います。

中耳炎って痛いの?

そりゃ痛いさ!!
痛いともよ!!!

物心つくかつかないかのころから中耳炎を繰り返してきた常習者の長男いわく、「言葉にして表現することなんてできるかい」ってなもんだそうです。

耳の中で誰かが風船をふくらましているんじゃないかと思うような、外向きなのか内向きなのか分からない圧迫感があり、最終段階になると、転げまわるほど痛いんだそうです。

キミを産んだときとどっちが痛いか、痛さ比べしてみよっか?(笑)

 

最初は「あれ? 耳の中にバイキンでも入ったかな?」と思う程度なんだそう。

大人で言うところの、ニキビのできかけの痛みに少し似ているかな。

そして、少し進行してくると、聴こえも悪くなり、飛び跳ねたとき「キーン」と響くんだそうですよ。

それがだんだんと激しさを増していき、最後には暴れまわりたくなるほど(暴れても治まらないのは承知のすけ)なんだそうです。

中耳炎がヒドくなると痛みで夜も眠れない

痛みが出るほど症状の悪化した中耳炎の場合、横になると、さらにズキズキと痛みが増して、睡眠どころではないそうなんですね。

悪いほうを下にしても痛い、上にしても痛い、それならばと、あお向けになってみると・・・やはり痛い。

横になると、重力によって鼓膜に圧がかかるからだろうと思います。

うつ伏せが比較的ラクなんだそうですが、それにしても痛い。

こうなると、痛みで眠れない我が子の「人間ソファー」になってやるしかありません。
体を起こした形で抱っこしたまま朝を迎え、腰痛と闘うハメになるわけです。

そして後悔し、悟るのです。
やっぱりあのタイミングで耳鼻科へ連れていっておかなきゃいけなかったんだ・・・。

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中耳炎になったら必ず鼓膜切開しなきゃならないの? 鼓膜切開手術って痛いのかな?

切開術が必要になる前に耳鼻科に通って完治させておきたいのはやまやま。
ですが、母とて仕事の都合もあるし、一人だけにかかりきりになれる状況でもない。
どうしても発見や治療が遅れてしまうことってありますよね。

手遅れになると、本人には気の毒ですが、鼓膜切開の手術を余儀なくされることになります。

ただし、鼓膜切開手術を実施するかどうかの判断は、耳鼻科医の方針によるところが大きいようです。

 

長男が5歳くらいまで通っていた近所の耳鼻科の先生は、中耳炎になると、割と気前よく(?!)鼓膜切開をしてくれる先生でした。

食が細かったため抵抗力が弱かったのか、よく鼻風邪を引いては中耳炎にかかっていた長男は、1か月に1回と言っていいほど鼓膜切開の手術を受けていました。

その医師が鼓膜切開手術を勧める理由は・・・

鼓膜切開手術をしない場合

自然に破れると、快復したとき鼓膜に凹凸ができてしまい、キレイな状態に戻らない場合がある。

そうなると聴力に問題が出てくる。

 

これに対して、

鼓膜切開手術をした場合

鋭利なメスで小さな傷をつけるので、破れてできる傷より治りやすい。

快復時も鼓膜に凹凸ができることもなく、キレイにくっつく。

 

ということなんですね。

要するに、こう ↓ なっちゃうか、

heart (1)

(自然に破れたらこうなっちゃう)

 

こう ↓ なるかの違いってことなんでしょうね。

heart (2)

(鋭利なメスを使うとこうなる)

真っすぐな切り口のほうがキレイにくっつくと言われれば、う~ん、そーだな・・・何となく納得。

ところが、子供に痛い思いをさせたくないという考えの保護者が多かったためか、この耳鼻科は不評でした。

分かります。
泣き叫ぶ我が子を羽交い絞めにする、あのツラさ。
こっちが泣きたくなりますよね (T_T)

私は一度も中耳炎にかかったことがないため、痛みを知りません。
だから余計に押さえつけるのが申し訳なく、できることなら代わってやりたいとすら思っていました。

鼓膜切開手術を受けるときは、耳の奥に麻酔をします。
切開するほうの耳に注射器のようなもので麻酔薬を流し込み、脱脂綿を詰めた状態でしばらく待ちます。

この麻酔がバッチリ効いている状態で鼓膜を切開すれば痛くない!!

・・・なんてことはなくて、と~~~~~っても痛いんですって (T_T)

先生、あなたはいつも「麻酔が効いてるから、痛くないからね」と言いながら、当時まだ2~3歳だった長男の耳にメスを差し入れておられましたね?

「麻酔が効いてる」「痛くない」・・・あれは真っ赤なウソだったんですね?

もう5年ぐらい前までのことですけど、先生に詰め寄りたくなっちゃいますよね。

長男が泣き叫んでいたのは、「ただただ押さえつけられて耳にメスを差し込まれる恐怖」からだと信じて疑いませんでした。

大人になってから鼓膜切開をされた ある方から初めて聴いて、ショックを受けました。

「だいじょうぶ! 痛くないように、先生がお薬を入れてくれたからね」なんて気休めにもならない言葉でごまかしてました。許せ長男。

最近では鼓膜切開にレーザー治療を取り入れる耳鼻科が増えてきたようです。

歯科治療では一般的になっているようですが、耳鼻科での導入事例はまだまだ少ないんだそうですね。

レーザー治療は、メスによる手術に比べ痛みが少なくて済むということなので、全国の耳鼻科への大いなる普及を期待します。

 

ところで、ある年、 10分少々車を走らせたところに新しく耳鼻科ができました。

なるべく切開はしないで薬で抑え込む治療をしてくれるドクターだということを聞き、近所のお母さんたちは、こぞってそちらの耳鼻科に子供を連れていくようになりました。

賛否あると思うのですが、中耳炎を抗生物質だけで完治させようとすれば、膿が完全になくなり鼓膜がキレイなピンク色に戻らなければ完治とはいえないため、かなり長くかかります。

プールのある時季などは、保育園や学校によっては、投薬が終わるまでは水に入れない決まりになっているところもあるようです。

投薬治療に比べて、切開手術を受けてしまったほうが、多くの場合、完治までの期間が短くて済みます。

これが鼓膜切開手術を受けるメリットです。

 

デメリットとしては、子供が耳鼻科嫌いになってしまう点です。

特に痛いことをしていなくても、耳や鼻を手で隠して「ギャ~~~」と泣き叫ぶ習慣がついてしまった子供を何人も見てきました。

保護者としては、どちらを取ったものかとても悩ましいですが、その気持ちを汲んだ上でメリット・デメリット両方のお話をきちんとしてくださる耳鼻科医にかかることをおすすめしたいです。

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鼓膜切開手術後はお風呂に入ってもいいの?

お風呂はOKです。
先生のお墨付き。全く問題ないそうです。

むしろ入浴したほうがよいというのが、耳鼻科医・小児科医に共通に見解でした。

理由はこちらの記事で詳しく述べていますので、読んでみてください。

 風邪のときは小児科?耳鼻科?熱があってもお風呂に入らせる?

鼓膜切開手術を受けた後は、翌日も受診するよう言われ、当日は耳に脱脂綿を詰められた状態で、抗生物質や頓服薬(痛み止め)を処方されて帰宅します。

翌日の受診時まで脱脂綿を詰めたままの状態で過ごさなければならないため、経験則上、髪の毛を洗うことは控えたほうがよいと思います。

脱脂綿が耳垂れでビタビタになってしまった場合は、取り除いてあげたほうがよいいようです。

その場合は、清潔な綿棒で耳の穴の入り口付近の耳垂れを拭き取るに留めておいてくださいね。
小さな切開痕ではありますが、曲がりなりにも体に傷が入っているわけですから、バイキンなどに感染すると大変なことになりかねません。

鼓膜切開術、気になる費用は?

診療報酬点数は1点=10円として請求されます。

鼓膜切開手術は690点で、厚生年金(会社員の多くはこの保険です)だと3割負担で2,070円、1割負担だと690円です。

この手術点数に再診料72点、薬剤処方料42点などが加算されます。

690点+72点+42点=804点 ⇒ 8,040円

3割負担だと2,410円、1割負担だと804円となりますね。

これに薬代が別途、加算されることになります。

初診の場合や健康保険の種類が違っている場合には、この限りではありませんので、ご参考までに。

※執筆時点での情報です。

鼓膜切開も「手術」だから、保険に入っていれば手術給付金の対象になる?

我が家の子供たちは県民共済「生命共済こども型」に加入しています。
この共済では、鼓膜切開手術は給付の対象になります。

診療報酬1,400点以下の日帰り手術なので、こども1型(月額1,000円)であれば1万円、こども2型(月額2,000円)であれば4万円の給付が受けられるんですよ。

長男の場合は診断書(証明書)に係る費用はこちら持ちでした。
2,575円(当時の消費税3%を含む)だったように記憶しています。

長男が幼稚園に入園し、そこでできた友達のお母さんと中耳炎の話をしていて初めて知ったのです。

それまでに長男は4年間で10回、いや20回近く鼓膜切開の手術を受けてきました。

私の住む地域では未就学児は無償で医療が受けられるので、お財布は痛んでいませんが、せっかくなら、県民共済の給付金のこと、もっと早く知っていればな・・・なんて思った次第です。

でも、でも、切開は本っっっ当に痛い(らしい)ので、できればそこまでの状態にならないうちに耳鼻科で治療を受けさせてあげてくださいね。

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せっかくなので、県民共済について少し・・・

ちなみに、県民共済は割戻金が手厚いのでおすすめです。

※ お住まいの都道府県によって内容が異なる場合があります。

私の住所地の県民共済は、平成26年度(2014年4月~2015年3月31日まで)の割戻率は22.38%で、1,000円×12か月=12,000円に対して2,685円。

月額1,000円のところ、実質の掛け金は776円で済んでいるという計算になります。

平成23年3月に起こった東日本大震災の影響なのか、平成24度分については20.82%に下がっていますが、平成25年度には22.47%まで回復していました。
このことから推測すると、よほどの天変地異が起こらない限り、20%を切ることはまずないと考えていいのではないかと思います。

(それぞれの都道府県の共済が独立採算制度を採っているのかどうか、お財布は一緒なのかは分かりません)

月額1,000円のところ、実質の掛け金は800円程度に抑えられるということですね。

我が家は子供4人の分だけで割戻金が1万円強になります。

これに夫の分(割戻率30%程度)と火災共済(割戻率40%程度)の割戻金を足すと、家族5人分で合計3~4万円になります。

この割戻金は8月初旬に振り込まれるので、ボーナス気分で夏のレジャーに使えるのがとってもありがたいんです。

私はパート勤務なので当然ボーナスがありません。
この割戻金をボーナス代わりだと思えば、ちょっとだけモチベーションも上がります。

県民共済は、掛け金そのまま、年々加入者の増加とともに保障内容が手厚くなっていくのが特徴で、そこが一番のおすすめポイントですね。

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ところで、なぜ6人家族なのに「家族5人分」の計算になっているのかというと、私は県民共済ではなくコープ共済に加入しているからなんです。

コープ共済は、家族の中で1人でも加入している者がいれば、「個人賠償責任保険」にプラス170円で加入できて、家族全員分の保障がつきます。

例えば子供が自転車に乗っていて他人にケガをさせてしまったときや、他人のものを壊してしまったときなど、1億円までの手厚い保障が受けられます。
実際に神戸で起きた小学生の自転車事故で、相手の方に後遺障害を負わせてしまった案件がありましたが、保護者に9,000万円の支払い義務が発生しています。
この「個人賠償責任保険」は県民共済の「こども型」にも付随していますが、残念なことに、上限が1,000万円なんですね。

我が家にはやんちゃくれの男の子が3人います。
もしお年寄りを転ばせて二度と歩けない体にしてしまったら・・・もしお店で走り回って棚の商品を大量に壊してしまったら・・・1,000万円では足りない事態が想定されます。
しかも容易に(-“-)

そんな事態はぜひ回避したいものですが、もしものときの備えとして、高額保障つきの個人賠償責任保険には絶対に入っておかなければ・・・と考えていたのです。

この「個人賠償責任保険」は、車両保険など、他にも付帯させることができるものがあるようです。
ご加入中の保険会社に問い合わせてみてくださいね。

※執筆時点での情報です。

鼓膜切開手術の話からどんどん共済保険の内容に話がシフトしていってしまいましたが、参考になればと思います。

まとめ

熱を出したということで保育園から呼び出しがかかり、痛がって泣きわめき、耳鼻科の診療開始時間を待っているうちに、いつの間にか耳垂れ〔みみだれ〕が出ていた・・・この流れ、本当によく経験してきました。

この経験から、自戒を込めて、思うことがあります。

鼓膜切開手術が必要かどうか、また費用がいくらぐらいか、保険金が出るかどうかよりも、早めに耳鼻科へ連れていって未然に防いであげられるよう、風邪を引きやすい時季は1~2週間に1回の定期的な受診を心がけてあげてくださいね。

 

日々慌ただしく家事・育児・仕事とこなされる中で、病院へ連れていく時間の捻出は本当に大変です。
子供たちには病気をせず過ごしてもらいたいものですよね。

世の中のお母さん方、本当にお疲れさまです。


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