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この記事は、 こちらの記事の、いわば『まとめ』です。
この記事のなかみ
子育て中の保護者の誰もが一度は感じたことがあるだろう不安・不満
耳鼻科でも、胸の音とか聴いて、「ふむふむ、これは小児科へも行ったほうがいいですね」とか教えてくれたらな。
小児科でも、何も言わなくても耳の状態も一緒に診て、「う~む、これは耳鼻科へも言ったほうがいいですな」とか教えてくれたらな。
「〇〇小児科・内科」と看板を掲げている病院は結構ありますよね。
でも、残念ながら、大型の総合病院を除いて、「〇〇小児科・耳鼻咽喉科」という病院のコラボレーションは見たことがありません。
(全国津々浦々探せばあるのかな・・・?)
長男が生まれたばかりのころは、近所に評判のいい小児科がありませんでした。
乳幼児健診や予防接種でお世話になっていた総合病院は30分ほど車を走らせたところにあるんですが、一人で連れていくのは、なかなかしんどいものでした。
そこで、初めて風邪を引かせてしまった3か月のころから、長男は、風邪を引くと近所の耳鼻科へ連れていっていました。
私も小学生のころからずっとお世話になってきた耳鼻科でした。
ところがあるとき、耳鼻科だけに頼り切っていてはいけないのかも・・・と考え直すに至る、ある事件(大げさ)が起こるのです。
気づいたときには、長男はけっこう深刻な気管支炎になってしまってました。
週に1~2回、その耳鼻科に通っていたにもかかわらず、見過ごしていたんですね。
※そのころ長男はまだ喘息とは診断されていませんでした。
けれども耳鼻科のドクターを責めるわけにはいきません。
専門外なんですから、仕方がないのです。
でも、やっぱり思っちゃうじゃないですか。
「小児科へも連れていって胸の音を確認してもらったほうがいい」って一言、教えてくれてたらな・・・って。
病院どうしが連携してくれていればな。
同じ敷地内とか同じ建物内に小児科と耳鼻咽喉科とが共存してるような施設があったらな。
日々そんなことを思うわけです。
そんな病院があったら、小児科と耳鼻科をハシゴすることになったときも便利ですよね。
小児科or耳鼻科の判断基準
子供が風邪を引いたとき小児科へ連れていくか、耳鼻科へ連れていくかの判断基準をまとめてみます。
- 耳鼻科で診て(聴いて)もらえないのは「胸の音」「お腹の音」「腸の動き」
- 小児科で診てもらえないのは「鼻の中」「耳の中」
このポイントを押さえておけば、どういったときにどちらを受診すべきかの判断に迷いがなくなるのではないかと思うのです。
ちなみに、我が家の子供たちのかかりつけ小児科医では、耳も診てもらえます。
たいていどこの小児科にも「耳鏡」は置いてあると思いますので、勇気を出して、「中耳炎の心配があるようなら耳鼻科へも行ったほうがいいかと考えているのですが」と相談してみてください。
こんなやつね。持っておいたらいいのかもしれませんね。
ちょっと高いけどね・・・。
小児科では『耳』は専門外なので、あくまでも「小児科的所見」の補助としての診断にはなるようです。
でも、経験の豊富な小児科医であれば、本職さながらに診てもらえますよ。
そして、診断の結果、中耳炎の疑いがあれば、耳鼻科へハシゴしなくとも、小児科で抗生物質を処方してもらえます。
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観察ポイント6つ
こんな症状の場合は小児科へ連れていきます
食欲がない・嘔吐がある・水分も摂れない
食べ物が喉を通らない理由は、喉の痛みの場合もありますし、ただ単に口をモグモグさせるのが面倒ということもあります。
あとは、ただの甘えという場合もあります。
子供って、具合の悪いときは、抱っこをせがんだり、特にベタベタ甘えてきますよね。
めったにない機会ですから、付きっきりで食べさせてあげるのもいいかもしれませんね。
我が家では、おひざに座らせてやり、ママを独り占めできる環境をつくってやっています。
チビっ子2人はよく同時に体調を崩しますから、してやりたくてもできない状況のときも多いんですけどね。
ただし、気をつけなければならないのが、水分を摂ろうとしないときです。
脱水症状は手遅れになると危険です。
嘔吐があるのに水分を摂ろうとしない、飲むと全て戻してしまう、などといった場合、早急に小児科医に相談してくださいね。
激しい咳があるときは肺炎の疑いも?!
嘔吐につながる恐れがあるような激しい咳が続く場合。
激しい咳は体力を激しく消耗するため、たとえただの風邪でも、治りが悪くなるだけでなく、より悪化する恐れも出てきます。
胸の音がゼロゼロしているとき・呼吸に合わせてヒューヒュー音が聴こえるとき
気管支炎、喘息、肺炎などの疑いも懸念されます。
できるだけ早急に小児科医を受診しましょう。
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こんな風邪症状の場合はまず耳鼻科
- 鼻水(色にかかわらず)
- 軽い咳
- 耳の圧迫感を訴える(話せない子供であれば、自分の耳を頻繁に触る)
こんな症状の場合は、まず耳鼻科を受診し、そこから小児科へGO!
そして、こうなっちゃうと大変なんですが・・・ハシゴです。
◆ 発熱・・・喉からの発熱かな?もしかして中耳炎?
耳鼻科
- 発熱・鼻水、耳の痛みなどの自覚症状について伝える
- さほど悪い所見を言われなかった・・・
⇒ 熱の原因が他にあるかもしれないので小児科へGO!
こんな症状の場合は、まず小児科を受診!⇒ 必要に応じて耳鼻科へGO!
今度は逆ハシゴのパターンです。
◆ ゼロゼロ・ヒューヒュー & 鼻水・発熱などの風邪症状
小児科
- 胸の音を聴いてもらう
- ついでに中耳炎になっていないか診てもらう
- 耳鼻科に行ったほうがよいかどうか相談する
⇒ 必要に応じて耳鼻科へGO!
小児科で抗生物質を処方してもらって終了~となればラッキーですよね。
ところが、中耳炎の進行が激しく、抗生物質の投与だけでは事足りない場合は、耳鼻科へハシゴすることになります。
中耳炎は「一度やったらクセになる」なんてよく言いますが、実はそうではありません。
そこまで悪化する前に、中耳炎になりやすい子は週1ぐらいで耳鼻科へ連れていけたら一番いいのですが、切開しなければならない場合があります。
この季節の夕方は、ほぼ週1でこんな過酷なスケジュール回してます。
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我が家では『風邪かな?』と思ったら耳鼻科
それには、いくつかの切実な理由があります。
理由その1
かかりつけの小児科は超人気で、常に混み混みだから・・・というのが1つ。
アイチケットで予約は取れるんですが、仕事が終わって保育園に迎えに行って・・・という段取りができて、さて16:30ごろ予約を入れようとすると、60分、80分、100分待ちはザラなんです。
しかも、順番待ち予約が多すぎて、アイチケットを打ち切っている場合があるんですよね。
18:00までなので、仕方ありません。
でも、人気があるということは、それだけ信用度が高いということなんですよね。
ただし、耳鼻科の混み具合がハンパない時期もあります。
そう、花粉症の季節。
そうなったらもう、なるべく混んでいない時間帯をリサーチして、うまくもぐり込むしかありません。
理由その2
いつも同じ病院にかかったほうが、ドクターがよく知ってくれていて安心できるから。
これは耳鼻科に限らずそうなんですが。
かかりつけの小児科の先生がおっしゃってました。
できれば浮気しないでほしいなって思うんです。
「あの後、あの子どうなっただろう?」
「よくなったかな・・・?」 って、とっても心配になっちゃうから。
こんな温かい言葉をかけてもらって、もう泣きそうなくらいうれしかったですね。
子供が病気をしてるときって、仕事を休まなきゃならないし、やりたいことも、やらなきゃいけないことも、なぁ~んにも手つかずになっちゃいます。
子供が何人かいれば、順番に具合を悪くしていって、収束まで半月なんてこともザラなんです。
そして無理がたたって最後に自分が体調を崩しちゃったりもします。
だから、子供を病院に連れてきてる親御さんって、不安でいっぱいなんです。
不安で、不安で、今にも押しつぶされそうなんです。
子供の主治医の先生とか、看護師さんとか、ここの小児科の場合は保育士さんも常駐してるから保育士さんとか、あと受付の方々の神対応とか、本当に本当にうれしくて、泣けてきちゃうんです。
「お母さん大変だよね」って言葉をかけてくれたっていうだけで。
理由その3
これはとてもとても切実な理由です。
いつも同じ病院にかかっていれば、初診料を請求されずに済みます。
小児科でも耳鼻科でもそうなんですが、病院をとっかえひっかえしていると、うまいことやらないと、数か月ごとに初診料がかかり、出費がバカになりません。
理由その4
間が空くと、そのたびに名前や住所、アレルギーについて話したり書いたりしなければならないため、とっても面倒なんですよね。
病院だけじゃなく、薬局でも何回も書くハメになります。
理由その5
我が家の3人の男の子たちは、こぞって中耳炎になりやすいんですね。
なので、鼻水を垂らした場合も、咳が止まらない場合も、熱を出した場合でも、はたまたアレルギーっぽい症状(鼻炎)でも、そして目がかゆいと訴えても、まず耳鼻科です。
喘息様症状のとき以外は、とにかく耳鼻科にかかります。
大して鼻水が出てもいないのに、こっそり中耳炎にかかっていることも少なくありません。
なので、医療費のかからない未就学児2人については、週1ぐらいで積極的に連れていくようにしています。
まとめ
以上、つらつらと我が家の経験に添って書きましたが、1つでも当てはまる場面があって参考になったと感じていただければ幸いです。
夕方、仕事から帰ると、バタバタと保育園へ子供を迎えに行き、病院へ連れていき、帰りには買い物、さらに帰宅すれば夕飯の支度、お風呂の準備・・・。
世の中のお母さん方(お父さん方も)本当にお疲れさまです。
せめて子供たちは病気をせず、元気で学校や幼稚園・保育園に通ってほしいものですね。
本当に本当にそう思います。健康は宝です。
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