気管支炎と喘息の違いって?気管支炎が悪化したら喘息になるの?

朝夕の肌寒さが際立ってくる時季。
大人も子どもも体調を崩しがちになります。

咳が止まらなくなり、ごはんを食べるのもままならなかったり・・・なんてことはありませんか。

激しい咳が続くと、なかなか寝付けなかったり、また、眠っていても咳き込んで目が覚めてしまい、慢性的な寝不足状態になってしまうこともあります。

この『続く咳』を風邪から来るものと侮るなかれ。
判断を誤ると怖いんだよ、と小児科医に教わりました。

我が家には喘息持ちの息子が2人います。
気管支炎と喘息の違いについて学習したことを記録しておきたいと思います。

参考になれば幸いです。

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風邪(上気道炎)と気管支炎

ところで、長く続く咳、ただの風邪だと思い込んでいませんか?
その勘違いが、実はとっても怖いんですって。

通常、風邪は放っておいても2~3日で寛解します。
これは人間の体が持っている自然治癒力のおかげです。

※治癒力のみに頼る場合、全快までにはさらに日数を要します。

他の風邪様症状がないのに、なぜか咳だけが止まらない・・・というときは、気管支炎や肺炎の可能性があるため、治癒力だけに頼るのはとても危険なのです。

いわゆる『風邪』は『急性上気道炎』とも呼ばれ、鼻から喉までの『上気道』と呼ばれる部分がウイルスに感染することで起こります。

対して気管支炎は、食道から前下方に枝分かれしている気管や気管支、肺に続く『下気道』と呼ばれる部分の炎症を指します。

急性の気管支炎では、その原因で圧倒的に多いのが、

  • アデノウイルス
  • インフルエンザウイルス
  • ライノウイルス

などのウイルスと、

  • マイコプラズマなどの病原体
  • 百日咳菌などの細菌

なんだそう。

これが慢性になると、短くても数週間、長ければ数か月もの間、咳や痰などのツラい症状が続きます。

そして、炎症がさらに末梢の肺胞にまで達した状態を気管支肺炎、または肺炎と呼びます。
気管支肺炎・肺炎の場合は、胸部写真を撮影すると、陰影が写ります。

気管支炎と喘息の違い

気管支炎と喘息は似た症状を呈する場合が多いです。
激しい咳が出たり、息切れしやすくなったり、痰が絡んだり。

でも、実は全く違う病気なんですよ。
気管支炎が悪化したら喘息になる、という認識は全くの間違いなんだそうです。

気管支炎は細菌やウイルスによるもの

まず、気管支炎というのは、アレルギー性のものではないという点で、喘息とは決定的に質が異なっています。

気管支が刺激を受けて起こる疾患であり、風邪による細菌やウイルスなどによるものです。

家庭内では掃除機の排気、また喫煙(子供の場合は家庭内に喫煙者がいること)、そして屋外では排気ガスなどが原因となります。

特に喫煙者では、気管支が慢性的に炎症を起こした状態であり、気管支炎を繰り返すことがあります。

また、気管支炎をこじらせると、肺炎にも発展してしまいます。

原因となったウイルス・細菌の種類にもよりますが、飛沫による感染に注意が必要となります。

子供に兄弟がいる場合、家庭内で移し合うことにもなりかねませんので、特に早期発見・早期治療が必要となります。

喘息はアレルギー性のもの

気管支炎が細菌やウイルスに感染して起こるのに対し、喘息はアレルギーが主な原因とされています。

また遺伝的要素の多い疾患でもあります。

人体に害を及ぼさない物質にまで過剰に免疫機能が反応し、発作として現れます。

小児喘息は、7割の子どもが小学校の間に完治すると言われています。

大人になると重篤な症状を呈することの多い喘息。
小児科へ通う回数も多くなるため、親の負担も相当なものになりますが、できるだけ幼いうちに適切な処置を受けさせ、完治させておいてあげたいですね。

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気管支炎と喘息の最も大きな違い

喘息発作が出ると、胸のあたりからは「ヒューヒュー」という音の交じった呼吸音が聴かれ、肋骨の下あたりや鎖骨の上がぺこぺことへこむ陥没呼吸が見られます。

この「ヒューヒュー」音は、気管支炎の場合にはほとんど聴かれません。

また陥没呼吸も喘息の特徴です。

気管支炎・喘息どちらの場合も気をつけること

  • 水分をしっかり摂る
  • ただし、飲み物は温かいものを
  • 体を冷やさない
  • 部屋の換気をする
  • 湿度を適当に保つ(55~60%)
  • 同室内で喫煙をしない
  • 冷たい空気を吸わない

上記の項目に気をつけて、できるだけ安静に過ごす心がけが必要です。

もしも発作が起きてしまったときには、まずは【咳が止まらない!喘息かも?ツラそうな子供の症状を和らげるには】でご紹介しているツボ押しなどの方法で症状を和らげてあげてくださいね!
そして早めの受診を。


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